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ボスポラス海峡クルーズ
【走った距離】 6.1km
【今月の累積距離】 71.4km 【ペース】 平均 5'33"/km、 最高 5'06"/km 【心拍数】 平均 119rpm、 最高 139rpm 【天気】 晴れ 【気温】 最高 32℃、最低 18℃ 【体重】 66.7kg 【コース】 会社往復最短 【コメント】 イスタンブール(コンスタンティノープル)には ヴェネツィア訪問のときのように 海から入りたかった その望みは叶わなかったが ボスポラス海峡クルージングツアーで雰囲気を味わった 金角湾 ヴェネツィア共和国からは アドリア海、地中海、エーゲ海、マルマラ海の航海の末、 この金角湾(ゴールデンホーン湾)に到着する コンスタンティノープルは歴史上2回陥落している 1度目は1204年 フランス諸侯、フランドル公とヴェネツィアを中心とした 第4次十字軍による攻撃 2度目は1453年 オスマン・トルコ マホメット2世による攻撃 第4次十字軍による攻撃の様子 ヴェネツィア共和国は1度目はコンスタンチノープルを攻め、 2度目はコンスタンチノープルを守った 1度目の攻防戦で80歳を越えるドージェ(元首)エンリコ・ダンドロが 高齢を顧みず侵略し、 2度目の攻防戦で海将ガブリエル・トレヴィザンが 捨て身で守った城壁のあった場所を金角湾上から眺める なだらかな丘が広がる優しい海岸 想像したような天然の要害というイメージはない マルモラ海側の城壁 金角湾側には城壁は残っていない 心の眼で城壁を見る ガラタ側丘陵 マホメット2世はこの丘の上を力ずくで船を運び、 海上封鎖したヴェネツィアの意図を打ち砕いた 児玉源太郎は大砲を陸路移動して203高地を攻略し、 マホメッド2世は船を陸路移動してコンスタンティノープルを攻略した この丘の移送はさすがのヴェネツィア人も予測できなかった 陸路搬送の様子 ボスフォラス海峡クルーズ 最も狭い部分で700メートル 明石海峡の1/5しかない これがヨーロッパとアジアを分ける海峡 快晴、波はないが風がきつい 黒海からマルモラ海に流れる潮の流れで 船がまっすぐに進まない やはり心の目で黒海貿易の高速ガレー船が行き来する光景を想像する ヴェネツィア海洋史博物館で見たトリレンミの模型 ルメリ・ヒサール、アナドル・ヒサール マホメット2世がコンスタンティノープルを攻略するために築いた 3大臣に命じ競争で工期を4ヶ月まで短縮させた アジア側のアナドル・ヒサールとともに海峡を航行する船を停泊させ、 重税をとる 停泊しない船は両岸から砲撃する 撃沈させられた船の乗組員は全て捕縛され、 首を切られた ルメリ・ヒサール アナドル・ヒサール 復路の金角湾 残念ながら日はまだ高いが、海面で反射して美しい 文字通り金角湾 クルーズ船
by totsutaki
| 2010-07-09 05:49
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